ミサワホームが形式適合義務違反
◆ミサワホーム 1619棟で形式適合義務違反 特定行政庁が調査 (2013.11.15)
ミサワホームは11月15日、同社関連会社であるミサワホーム中国、ミサワホーム北海道、ミサホーム佐賀の三社が施工した木造住宅において、施工不備があったと公表した。同社の施工不備による調査対象住宅は1619棟に上る見込み。
このうち5棟は特定行政庁が調査し、ミサワホームが認定を受けていた形式の仕様とは異なる施工が施されていたことを確認した。また、形式適合義務違反であることを国土交通省に報告した。
施工不備の内容は、設計仕様上、軸組材と面材で構成される補助水平構面を設置しなければならないところ、軸組材のみが施工され、面材が施工されていないというもの。補助水平構面は壁パネルや屋根パネルの変形を抑制する補助的な部位。
同社によると、原因を調査した上で、販売施工会社の建設担当者などの誤認による指示間違え、または施工会社の認識不足により発生したものであると説明。また、複数の販売施工会社において、長期間に渡り、多くの棟数にて、間違った施工がなされていた可能性があることを把握できなかった当社および各社の建設部門全体の管理上の問題であり、現場施工品質の確保のための販売施工会社に対する情報伝達、教育研修、施工管理体制の徹底などが不十分であったことが原因であるとの認識を示した。
同社は安全性は特に問題はないとしているが、必要な個所に必要な部材が施工されていないため、安全性が確実に保証されているわけではない。またしても、ハウスメーカーの複雑な受発注システムが弊害となって、発生したコンプライアンス違反であることに変わりない。